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熱中症対策として取引先の勉強会に参加しました

― 警備業の死亡災害リスクを直視し、「知っている」から「できる」安全管理へ ―

本格的な夏を迎え、警備現場における過酷な暑さへの対応が急務となっています。 当社では、現場の安全と高い警備品質を維持するため、本年も勉強会に参加いたしました。

気候変動による猛暑の長期化が進む昨今、最新のデータと具体的な対策をアップデートすることは、クライアント企業様の資産と安全を守る警備会社として不可欠な義務です。今回の勉強会で得たデータと、当社の安全思想に基づく実務対応についてご報告いたします。

① データが示す警備業の「熱中症リスク」の現実

勉強会では、業種別の熱中症発生状況について衝撃的なデータが共有されました

屋外での交通誘導・雑踏警備はもちろん、空調の効きにくい施設巡回など、警備業は常に命に直結する熱中症リスクと隣り合わせにあります。また、6月中旬より一挙に増加し、お盆休み後も増加傾向が続くこと、時間帯別実績では午前中から夕方・夜間まで、あらゆる時間帯で死傷者・死亡者が発生しているという冷徹な事実を再確認いたしました。

「暑い日中だけ警戒すればいい」という思い込みは完全に排除し、期間中・24時間体制での徹底管理が必要です。

② 「知っている事」と「出来る事」には大きな違いがある

今回の勉強会、そして当社の教育方針において最も核心となるのが「知っている事」と「出来る事」の違いです。

熱中症の知識(水分を取る、休憩を入れるなど)は誰もが「知って」います。しかし、いざ現場で体調に異変を感じた際、または仲間の異変に気づいた際に、「実際に作業を中止し、適切な行動に移す能力(出来る事)」がなければ、命を守ることはできません。

知識があっても、それを実際の行動に変え、結果を出せなければ意味がない。だからこそ、当社では現場での「行動力」を養うためのセルフチェック・相互チェック体制を以下のように徹底しています。

【現場で「出来る」ための熱中症セルフチェック】

現場の隊員が自分自身で「隠れ脱水症(熱中症予備軍)」に気づき、直ちに行動に移せるよう、具体的なチェック手法を落とし込んでいます。これらにより、「あれっ、何かおかしい(手足がつる、立ちくらみ、吐き気、汗の出方がおかしい)」、あるいは周囲が「あの人、ちょっとヘン(イライラしている、フラフラしている、呼びかけに反応しない)」と気づいた段階で、専門知識がなくとも熱中症を疑い、直ちに作業を中止して周囲や現場管理者に申し出る、最悪の場合は躊躇なく『119番』するという行動基準を徹底しています。

クライアント企業様に「確かな安心」をお届けするために

警備員が現場で熱中症により倒れる、あるいは判断力が低下するということは、現場の安全に重大な「穴」をあけ、結果としてクライアント企業様の施設やイベントの社会的信用に直結するリスクとなります。

アジア警備保障が、お取引先様との勉強会に毎年継続して参加し、ここまで具体的な救護・チェック体制を現場に落とし込んでいるのは、単に従業員の健康を守るためだけではありません。「いかなる過酷な環境下でも、クライアント企業様と結んだ警備品質とコンプライアンスを100%維持し続ける」という、プロフェッショナルとしての責任を果たすためのリスクマネジメントです。

今夏も「熱中症ゼロ・事件事故ゼロ」を徹底し、誠実で透明性のある警備サービスを追求してまいります。

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