~次世代の保安隊員、現場デビューへの道~
「自分の力で誰かの役に立ちたい」
「普通ではできない経験を通じて、自分をもっと成長させたい」
そんな強い思いを胸に、当社に新たな保安隊員候補が加わりました。
将来の夢も、やりたいことも、まだ模索中。
そんな中で彼が選んだのが「保安隊員」という道でした。
未知の世界への一歩
「警備」「保安隊員」という言葉は知っていても、その実態を知る人は多くありません。
街の安全を守り、いざという時には現行犯逮捕の手段も行います。
そんな責任のある仕事だからこそ、法定教育20時間の新任教育をしっかりと受け、現場デビューに備える必要があります。

彼もまずは机に向かい、法律(警備業法、刑法、刑事訴訟法、民法、商法、遺失物法等)緊急時対応、応急処置、護身用具取り扱い等の基礎を一つひとつ丁寧に学びました。
時には専門用語に戸惑いながらも、真剣な表情でメモを取り続ける姿が印象的でした。
教育を終えた彼に感想を聞くと、
「想像以上に、保安隊員の仕事は大変で奥が深いと感じました。
いざという時に正しく動くためには、これだけの勉強が必要なんですね。」
と目を輝かせながら話してくれました。
緊張感漂う現場見学
教育が一段落したある日、彼は警察臨場の現場見学に同行しました。
事件現場は普段の生活では体験することのない緊張感に包まれています。
その中で警察官と保安隊員が交わすやり取りを、彼は一言も漏らさないように真剣に聞いていました。
帰社後、私は彼に「どうだった?」と尋ねました。
まだ若い彼には、もしかすると衝撃が大きかったのではないかと少し心配していたのです。
しかし彼の返答は予想を超えるものでした。
「正直、出来るかどうかは分かりません…。
でも、挑戦してみたいです。」
その瞳には不安だけでなく、確かな覚悟と未来への意欲が宿っていました。
いよいよ現場へ
そして次はいよいよ現場での教育が始まります。
実際の現場で学ぶことは、机上で学ぶことの何倍もの緊張と責任が伴います。
しかし、それこそが彼の「蒼き正義魂」が光り輝く瞬間です。
私たちは、若手であっても“戦力”として育てる責任があります。
そのために必要な教育も、十分な知識を得て挑戦出来る環境も整えています。
彼が「挑戦したい」と思った気持ちを守り育て、地域の安心・安全を守る一員として成長していくその姿を、私たちは全力でサポートしていきます。
警備の仕事は、人の未来を守り、自分の未来をつくる仕事
保安隊員・警備員の仕事は、地域の安心・安全を守るだけでなく、自分自身の未来を切り拓く仕事です。
日常では経験できない緊張感と達成感、そして「ありがとう」と言われるやりがいを得ることができます。
もし「自分の力を試してみたい」「普通とは違う道で成長したい」
そんな想いが少しでもあなたの中にあるなら、私たちはあなたを待っています。
一緒に、あなた自身の未来も創り上げていきましょう!